わが家の老後用のお金のひとつ、iDeCo。
加入後ほったらかしにしているのですが、周りに加入している人が少なくて、聞かれる事があるので、とりあえずわが家の加入状況などを記事にしてみようと思います。
ちなみに、iDeCoは月々の手数料もかかるし原則60歳になるまで使うことが出来ません。また、60歳以降の受取時に課税されるので、拠出(積立)時に非課税、所得控除の対象などの節税効果があるから!というメリットだけで安易に加入しない方が良いと個人的には思っています。
積立NISA、NISAも合わせて検討を勧めます。
わが家の加入状況
まずは、わが家の加入状況と現在の運用益について。
夫の名義でのみiDeCoに加入しています。
加入の経緯
●夫が勤務する会社が企業型DC(企業型確定拠出年金)の制度を実施していたので「企業型DCに加入」
↓転職
●現在勤めている会社は企業型DC制度未実施だったので、iDeCo(個人型確定拠出年金)に変更(移管)手続き。
企業型DCからiDeCoへ変更せず、脱退するという方法もありますが、今後の転職先が企業型DC制度を実施するという事も考えられなくはないので、脱退せず変更手続きをしました。
選んだ金融機関
選んだ金融機関はイオン銀行iDeCo(運営管理機関はみずほ銀行)です。
金融機関を選ぶにあたって、重視したことは2つ。
- 手数料が少ないこと。(後述します)
- 困ったことがあったら相談しやすいこと
加入時はiDeCoの仕組みが難しくて訳わかんない...だったので、相談しやすい金融機関を選びました。
予約をすれば土日祝も含めたほぼ365日イオンモールにある実店舗で相談できます。
でも、加入してからの2年間、1度も相談をしたことがないのと、他の金融機関の商品(投資先)に魅力を感じて、他の金融機関に変更したいなと思うようになりました。
金融機関の変更には手数料がかかるので、とりあえず変更せずに様子見しますが、最初からもっと検討しておけばよかったなと思っています。
手数料について
iDeCoは毎月、下記の表のような手数料がかかります。
支払先 A:加入者
(掛金を拠出する)B:運用指図者
(掛金を拠出せず
資産の運用のみを行う)①国民年金基金連合会 105円/月
(年1,260円)
※各金融機関共通- ②事務委託先金融機関 66円/月(年792円) 66円(年792円) ③運営管理機関 管理手数料 0円~ 0円~ 手数料 合計 171円/月~(年2,052円~) 66円~(年792円~)
※この他にも加入時や受け取る際になどに別途手数料がかかります。
A:加入者というのは、毎月掛け金を積み立てていく(拠出する)人のこと。
B:運用指図者というのは、掛け金の積み立てはせずに、これまで積み立てた資産の運用指図のみを行う人のことをいいます。
③の運営管理機関の管理手数料は運営機関によって異なります。
SBI証券、楽天証券、松井証券などの多くのネット証券や、わが家が加入したイオン銀行iDeCoは0円です。
この手数料は加入者の場合は月々の掛金の中から、運用指図者の場合は資産を売却して支払われます。
わが家の場合
住宅ローン控除があるので、控除期間が終わるまではiDeCoによる節税効果は少ないです。
でも、掛け金を積み立てずに運用指図者であっても年間792円も手数料がかかるので、最低金額で掛け金を積み立ていくことを選びました。
住宅ローン控除が終わったら、掛け金を増やすかどうか改めて試算する予定です。
iDeCoの月々の最低拠出(積立)金額は5,000円。
すべて運用には回せず、ここから手数料が支払われるので、171円を引いた4,829円が運用に回ります。
運用先について
運用商品は金融機関によって異なる
月々の掛け金で購入できる運用商品は金融機関によって異なります。
主要投資対象 商品名 信託報酬
(年率・税込)投資信託 バランス型 マイバランス30
(確定拠出年金向け)0.1540% マイバランス50
(確定拠出年金向け)0.1540% マイバランス70
(確定拠出年金向け)0.1540% たわらノーロード バランス
(8資産均等型)0.1540% イオン・バランス戦略ファンド
(愛称:みらいパレット)0.9680% 投資のソムリエ
(ターゲット・イヤー2035)0.8250% 投資のソムリエ
(ターゲット・イヤー2045)0.9130% 投資のソムリエ
(ターゲット・イヤー2055)0.9130% 国内債券 たわらノーロード 国内債券 0.1540% 国内株式 One DC 国内株式インデックスファンド 0.1540% ひふみ年金 0.8360% フィデリティ・日本成長株・ファンド 1.6830% 海外債券 たわらノーロード 先進国債券 0.1870% たわらノーロード 先進国債券
<為替ヘッジあり>0.2200% 三菱UFJ DC新興国債券
インデックスファンド0.5720% 海外株式 たわらノーロード 先進国株式 0.10989% DIAM新興国株式インデックスファンド<DC年金> 0.5995% ピクテ・グローバル・インカム株式ファンドDC 愛称:グロインDC 1.0769% フィデリティ・米国優良株・ファンド 1.6390% フィデリティ・欧州株・ファンド 1.6500% 国内リート たわらノーロード 国内リート 0.2750% 海外リート たわらノーロード 先進国リート 0.2970% 海外純金上場投信 iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし) 0.5085%
(実質負担)定期預金 イオン銀行iDeCo定期預金 5年 –
金融機関としてイオン銀行iDeCoを選んだら、この商品の中から自分で掛け金を何にいくら振り分ける(購入する)かを選びます。
信託報酬(しんたくほうしゅう)は、投資信託を管理したり運用してもらうための経費。
別途払うのではなくて、信託財産の中から毎日費用として差し引かれます。
わが家の購入商品と配分割合
5,000円から171円を引いた4,829円の配分割合がこちら↓
夫名義だったこともあり、お任せして、ほったらかし。
今回初めて見ました。
国内債券が20%近くもある......。
夫曰く自分なりにバランスよくしたかったそうです。
個人的にはわざわざiDeCoで国債買わなくてもいいかなと思うので、近々、配分を変更する予定です。
現在の資産状況
ネットからログインするだけで現在の資産状況を簡単に確認することが出来ます。
企業型からiDeCoへの変更は2019年の3月に申し込んで4月に手続きされて、5月から月に4,829円のiDeCoの拠出(積み立て)が始まりました。
企業型で積み立てていた335,152円は一度現金化されて、4月にiDeCoで購入手続きが行われました。
運用利回りは19年の4月以降が7.79%。
直近一年だと12.88%。
国内債券以外はプラスです。
プラスの時もあればマイナスの時もあります。
利回りはここ1年はとても良かったけれど、コロナが流行し始めて株価が暴落した2020年3月頃はマイナスです。↓
長期投資で出口はまだまだ先なので今はプラスでもマイナスでも気にせず積み立てていきますが、購入商品と配分は変更したい。
とりあえず国債は外して、海外株式の割合を高くしようかな....と考えています。
最後までご覧いただきありがとうございます!
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