家計の見直しを始めた際にやって良かった事のひとつが「ライフプラン」を作ったことです。
ライフ=人生
プラン=計画
人生のイベントや、それに伴うおおよその支出などを把握するための計画書です。
家計の管理をするために、日々や月々の支出を減らす事 ばかりに目を向けていましたが、ライフプランを作り、家族のライフイベントとお金の支出を長いスパンで具体的に把握することで、支出のペース配分を考えられるようになりました

人生の進む道を選んで、自分のペースで歩んでいく為の地図のようだなと思います
わが家のライフプラン
▽一例として参考までに、わが家が作ったライフプランがこちら。

時間軸を縦方向に作りましたが、横でも良いと思います。
日々の生活費なども含め、もっと細かく管理したい場合は、手間はかかりますがキャッシュフロー表を作ることをオススメします。
使ったアプリ
このライフプランは「Google スプレッドシート」というアプリを使って作っています。
Google スプレッドシートはGoogleのアプリで、Googleのアカウント(無料)を作ればパソコンやスマホなどから無料で使えます。
使い方はExcelとほぼ一緒。

Excelのソフトを買おうか悩んでいた時に出会い、無料でこんなに使えるの!と感動。Googleに足を向けては寝られない。

手書き派の場合はルーズリーフに書くのがオススメです
ライフプランに書いたこと
現時点で分かっているイベントのほか、こうだったらいいなと、こんな事したいなと思うことと、それに伴う予想費用を書いていきます。
年齢・家族構成について
このライフプランを作ったのは長男妊娠中。
もう一人は欲しいなと思っていたので、第2子の分の学費について考えるためにライフプランに入れました。長男が小学校にあがるころまでには。と何となく2021年誕生と設定しましたが、現在のところ第2子の予定はありません。
イベント
この表では見切れていますが、子供がある程度大きくなったら海外旅行へ行きたい。
子供の思い出と経験として残って欲しいので、長男高1、第2子小学生くらい高学年?と考えていましたが、受験もありなかなかタイミングが難しいですね。

でも、どこに行こうかなと旅行しなどを見て計画するのも楽しいです。
車について
車を所有している場合、生涯の支出の中でとても大きな割合を占めることになります。
そこでライフプランに組み込んで、いつ、どんな車が必要で、いくらくらいなのか?を把握しました。
- 子供の人数や大きさに合わせて必要な車は?
- 使用頻度や生活環境に合わせて車が必要か否か?
- 車を手放す時期を60代、70代、80代いつにするのか?
車の車種の候補などをあげて、価格帯を調べて、予定を記入しています。
※車の性能が年々良くなっているので20年後、30年後は車の価格帯も上がっている可能性も高いです。
買い替えのスパンについては乗っている車(人気機種か否か)や乗り方(走行距離)や車に対する思い入れも人それぞれ異なるので、自分の中での優先順位をつけて決めるといいと思っています。
私の周りはざっくりこの3パタンーンが多いです。
- 5年以内の買い取り価格の高いうち
- そこそこ乗って買い取り価格もつく、7年くらい
- 10年以上乗って乗りつぶす
ミニバンは人気の車種、色だと買い取り価格が結構高いらしく、定期的に買い取り査定をして売り時、買い時を選んでいるそうです。

私は乗り慣れると車に愛着がわくから、なるべく買い替えたくない
でも、13年を超えると税金が上がったり、修理代金がかさむためわが家の買い替えスパンは13年としています。
夫は車がそこそこ好き。新型エンジンの開発ニュースなどを熱弁してくれます。
(残念ながら、私にはさっぱり分からない。)

老後は某スポーツカーでドライブするのが夢
でも、ライフプランを見て現実を受け止めてくれたので、好きなメーカーの車に乗れれば、頻繁に買い替えなくてもいいかな…それよりも色んな所へ行けた方がいいかなと言うようになりました。
車を手放す時期は60代のうちを予定していますが、就業の状況や運転技術の進歩によっては60代で軽自動車を買うことになるかもしれないと思っています。
住宅について
ライフプランを作ったことで、住居費にいくら使えるかを自分たち目線で確認して建売一軒家を購入出来ました。
金利が安かったこともあり、住宅ローンは変動金利35年で組みましたが、繰上げ返済をして約20~25年で返済する予定で借入。
遅くても夫が60~65歳の約25年~30年で返済を終えたいと考えています。
住宅ローン残高
住宅ローン残高は借り入れをしたときにもらった返済計画表をもとに記入しました。
とはいえ、優先順位は学費の方がうえ。何年にいくら出ていくのかを確認しながら、どれくらい繰上げ返済できるのか。
返済しても学費に支障がないかをライフプランで確認しています。
住宅の修繕
住宅ローンの返済のほかにかかるお金が住宅の修繕。
家を探している際に住宅メーカーに質問して住宅メーカー側が想定する修繕計画を出してもらいました。
それをもとに修繕計画をライフプランへいれて、修繕用に月に1万円積み立てています。
最後に
家や車、家電など日々の支出以外の大きな買い物は時々しかない支出なので、相場が分からなかったり、リサーチ不足などと支出が大きくなってしまいがちです。
自分たちのライフプランに合わせて選択することで、優先順位をつけて支出をコントロールすることができます。
上記にご紹介した項目に加え、さらに細かく、毎年の生活費の支出なども含めてキャッシュフロー表を作ってもいいですが、最初はざっくりこれぐらいが管理しやすかったです。
プロに相談することも出来ます
自分たちではどれくらいお金がかかるのか、どれくらい備えたらいいのか分からないという場合はプロに相談する事も出来ます。
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人にはなかなか相談出来ないお金の事。でもこのままじゃ不安…という方の良いきっかけになったらいいなと思います。