株式投資に興味を持った頃に、テレビや雑誌で見て知った「優待おじさん」こと桐谷さん。
配当や優待だけで生活をしている方なのですが、夫婦で衝撃を受けました。
株式投資というと頻繫に売買をしてその差益で儲けるものだと思っていたので、頻繁に売買しなくても配当や優待で利益や商品が得られる楽しさを知りわが家も貯金だけでなく投資していこう!と思うようになりました。
桐谷さんは数億円もっていらっしゃるそうなので、当然桐谷さんのようにはいきませんが、老後、月々配当が貰えたら資産を取り崩す額が減らせるかもしれない。と思った2016年のある日試算をしてみることに。
試算について
投資に充てるお金について
家計を見直して夫の給与でギリギリ生活が出来るようになっていたころ。
貯蓄を増やしたい!と思っていた時期だったので、私の育休手当はほぼ貯蓄(貯蓄目的の保険の支払い含む)へ。
当時は年間100万円以上は貯蓄できる状態だったので、目標高く~100万円で段階的に試算。
試算条件
- 利益(リターン)は年率3%~8%で試算しましたが狸の皮算用にならないよう、4%で考えているため4%のみ掲載しました。
- 利益は配当金と売買益です。
- 投資で得た利益(リターン)は使わずにまた再投資するとして試算。
- 期間は30代で始めて、60代までの30年間は入金。35年までは入金せず再投資のみ。
- (1月に投資した分と12月に投資した分で差が出るので翌年から利益を出すこととして計算しなおしました)
試算結果
目標である年間の利益が100万円を超えた年を赤字にしてみました。
(画像が全部”年度末”になっていますが、”年末”の間違いでした…)
年間40万円(33,333円/月)

年間50万円(41,666円/月)

年間60万円(50,000円/月)

年間80万円(66,666円/月)

年間100万円(83,333円/月)

参考 預金として0.01%で銀行へ預けた場合
私ももともと投資怖い、貯金安心派だったので、投資が良いよ!と言えませんが、増えないのは事実ですね。
30年後の投資額と年間利益の比較
30年後の金額 | 30年後の 年間利益 (年間配当+売買益) |
|
年間40万円ずつ投資の場合 | 2243万円 | 84万円 |
年間50万円ずつ投資の場合 | 2804万円 | 105万円 |
年間60万円ずつ投資の場合 | 3365万円 | 127万円 |
年間80万円ずつ投資の場合 | 4486万円 | 169万円 |
年間100万円ずつ投資の場合 | 5608万円 | 211万円 |
年間40万ずつでも30年後に2000万円を超え、月々7万円の配当や売買益が貰える可能性があります。
実際には30年間山あり谷ありで、減配や上場廃止などもあり、こうもうまくはいかなかったり、お給料が減ったり入金額が減ることも考えられ、試算した額まで増えないかもしれませんが、わが家のひとつの目安になりました。
わが家の場合
試算表は私が作ったのですが、計算式を入れてenterを押したあと出てきた金額にとってもびっくり!
年間50万の投資でも30年後には2804万円と預金で年間100万円預けた時の3000万円に迫る金額になります。
以前、老後の暮らしのシミュレーションをしたときに足りなかった、家のリフォームや旅行などの+αの支出が問題はこれで解決できそう!とまず思いました。
https://ourliving.blog/moneyafterretirement1/
興奮して夫に見せたのですが、夫は
「そりゃ複利効果で増えていくよ」とあっさり。
私は出来れば社会人1年目で知りたかったよ。。子供には絶対に教えてあげよう。
入金額については、複利効果に浮足だったものの、今後給与が下がることもあるし、暴落したらどうしようと不安に思う部分もあり、最初は投資額は60万円で残りの40万円は現金(しばらくは貯蓄用の保険含む)で貯めていくことにしました。
ちなみに毎月株を買うのではなく、投資する分は証券口座へ入れておいて下がったタイミングで買うようにしています。
(つまり株を買うまではほぼ現金で持っている状態です)
とはいえ、老後までまだまだ時間はあるので、定期的に見直して、老後に月々10万円の配当をめざします。
追記:その後数年たって、2021年現在は期間限定、専業主婦になったので、個別株は積極的に買っていません。
楽天証券で投資信託をクレジットカードで払うとポイントが付くようになったため、貯金から毎月一定額を投資信託の買い付けに回すことにしました。
一部は上がったら(投資信託を)解約して証券口座で現金のまま保有しています。