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標高2000m超!秋の千畳敷カールへ。行程や服装など

長野県駒ヶ根市に位置する「千畳敷カール」へ行ってきました。
私の「BUCKET LIST」のひとつで、ずっと行きたかった場所です!

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[:contents]

千畳敷カールって??

どこにある??

千畳敷カールは、長野県南部に位置する中央アルプス剣岳ほうけんだけ」直下にあります。


そもそもカールとは

「カール」とは、数万年前に出来た氷河に長い年月をかけてゆっくりと削り取られて出来た半椀型の地形のこと。
千畳敷カール」は畳を1,000畳敷いた程、広さがあることから名付けられました。
山頂付近の岩壁と、カールに咲き広がる植物の四季折々の美しい景色との両方を楽しめます。


どうやって行くの?

イカー規制があるため、車で登っていくことは出来ません。
車で行く場合は最寄りの駐車場「菅の台バスセンター」などに車を停め、バスに乗車するか歩いて登ります。
JR駒ヶ根駅からもバスが出ているため、公共交通機関を利用する場合は、駅から乗車した方が便利です。

紅葉の時期の様子

四季折々の風景を楽しめる千畳敷カールですが、今回私たちは、紅葉の時期を狙って、公式サイトの情報も確認しつつ10月1週目に行きました。

まだほんの少し色づく程度で、もう1週間あとでも良かったかもしれません。


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スマートフォンで撮影
↓下2枚はデジタルカメラSONY α7)で撮影

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紅葉は楽しめませんでしたが、天候に恵まれ、きれいな青空の下で山歩きを楽しんだり、野生の雷鳥に遭遇して息子と一緒にびっくり!したり、とてもとても楽しい時間を過ごせました。


1度は行ってみたいと思って行ったけれど、行ってみたら、また来たい!また来よう!に変わったので、次回の為のメモを兼ねて記録を残します。

(情報は2022.10時点のもの)


タイムスケジュール

★紅葉シーズンはハイシーズンでとても混雑するため、朝1番に登り、昼前には降りてくる予定で行きました。

大まかなスケジュール
  • 前日夜
    自宅→(中津川IC)→駒ヶ根IC
  • 0:00以降~
    駒ヶ根IC→バスセンター(車)

    今回はETC割引の関係で日付が変わってからICを降りました。

  • 5:00以降
    順次
    バスセンター発

    30分バスに乗ってしらび平駅を目指します

  • 6:00~
    7:00頃
    しらび平駅

    しらび平駅からロープウェイに乗ります

  • 千畳敷カール駅

    2時間ほど散策を楽しみます

  • 10:00~
    11:00頃
    下山

    登りと逆の道順で下山をします


  • 詳しく説明していきます。

    自宅→バスセンター

    車で行く場合でも、イカー規制があるので、車は「菅の台バスセンター」へ停めます。
    (駐車料金800円後払い)

    このバスセンターもハイシーズンは混雑するため、自宅を出発し早めに出発し、深夜1時頃、バスセンターに到着。

    到着した時点で、すでに車は半分くらい停まっていたと思います。


    バスセンターで車中泊

    到着してすぐに持参した折り畳み椅子をバス待ちの列に並べて場所取り。

    その後、朝まで車中仮眠。

    息子は爆睡でしたが、次から次へと車が入って来たり、車のドアの開閉音が響いたりするので、夫も私も熟睡は出来ませんでした。


    バスの乗車

    ハイシーズンのバスの運行は、臨時便が出る事があり、この日は朝5時から。

    4時前から徐々にざわざわと話し声が聞こえはじめ、列に並ぶ方がちらほら。すっかり目が覚めてしまったので、(場所は取ってあるけれど)列に並ぶことにしました。

    ここで、順番待ちの列は、バスの乗車の列と、チケット購入の列の二つあることに気付きます。

    バス乗車のに列は場所取りしていましたが、チケット購入の列は場所取りしていなかったので、並びます。

    が、バスの降車時にチケットをお持ちでない方はこちらでお支払いください~と案内があったので、チケットは買わずに乗れたのかもしれません。
    (今後どうなるかは分からないので要確認)


    チケット代金

    菅の台バスセンター⇔千畳敷カール駅
    大人2人、小学生1人の往復料金は 合計10,500円でした

    菅の台バスセンター⇔しらび平駅 片道830円 往復1,660円
    しらび平駅⇔千畳敷カール駅 往復2,540


    バスセンター→しらび平駅 バス

    バスセンター→約30分バスに乗って、しらび平駅へ到着。

    しらび平駅はバスターミナルのような場所。
    駅、お手洗い、小さな売店(早朝は営業しておらず)がありました。


    乗ってきたバスの乗客全員が、1度にロープウェイ(1台)に乗る事は出来ないので、次のロープウェイを待ちます。(その間にお手洗いをすます)


    ロープウェイの運行間隔を忘れちゃったけど、ハイシーズンだから短くて、~15分くらいだった気がします。


    あまり急に標高が高くなると体調が悪くなる(高山病)かもしれないので、特に子供は、ここでひと休み出来て良かったです。


    しらび平駅→千畳敷カール駅 ロープウェイ

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    しらび平駅の1662mから千畳敷カール駅の2612mまでの標高差950mを7分半で登ります。

    千畳敷カールに到着

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    あっという間に千畳敷カール駅へ到着です。


    千畳敷カールの散歩

    千畳敷カール駅の隣にホテルとカフェ、お手洗いがあるので、まずはそのあたりをチェック。
    建物を出てすぐの所にある信州駒ヶ岳神社で、お参りをしてから出発。

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    千畳敷カール内の地図

    ↓赤の点線が歩道。左側にある茶色い建物が千畳敷カール駅、ホテル千畳敷など。

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    私と息子は↑の青線で書いたカールだけを時計回りに歩きました。1周歩くと約40分のコースです。

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    ↑スタート付近から剣ヶ池(地図の7時の付近にある池)を見た様子

    夫はカール内だけでなく、もう少し上まで登っていきたいと言うので、地図右上の分岐(八丁坂分岐)で別れ、上の道へ(地図上みどり線・後述)。


    板が張ってあったりして、山道にしては比較的歩きやすいので、ここ(カール内)だけ歩くのであれば履きなれた運動靴でもOK。


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    息子は普段からよく歩くので10km以上歩けますが、高地なので体調も考えて、途中休憩を多めに取り、1時間半弱くらいかけて回りました。

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    剣ヶ池の隣に少し開けた場所があり、腰掛けられたので、池や山々を見ながら持参したおにぎりを食べました。

    隣に座ったお姉さんたちミスドを食べていたのを見て、次の山登りはミスドを買っていこう。と心に決めました。

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    遠くに小さく富士山が見えます。
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    池の横で休憩した後は、登り道を歩いて、スタートと同じホテル千畳敷、カフェの建物に到着!

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    売店で売っている物

    カフェの前に売店があって、お土産、お菓子などが売っています。


    こちらの売店限定商品がいくつかあったので、その内のひとつ、千畳敷カールのイラストが描かれたモンベルのウィックロンTシャツを買いました。(夫用のみ)
    私も欲しかったけど、サイズが無かった。。残念。
    あとは記念ステッカー?のようなものも購入。


    千畳敷カールの雪解け水を使用した限定のお酒も売っていました。
    お土産に買おうか迷ったけれど荷物になると思い買わず、とても後悔。次回は買いたい。


    息子はカフェですずらんソフトクリームを買って、絶景を見ながら食べていました。
    しっかりと牛乳の味がするけれどあっさりしていて美味しいです。

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    すずらんソフトクリームは、菅の台バスセンターの横の敷地にある「すずらんハウスのパン屋さん」や道の駅などでも購入可。

    すずらんハウスのパン屋さんだと、季節によっては栗やりんごやブルーベリー、桃なども選べます。

    個人的には桃とブルーベリーが美味しかった♡



    夫が登って行った道の様子

    ちなみに夫の方はというと、八丁坂分岐点で千畳敷カールからそれて、八丁坂を20分くらい登り、乗越浄土まで行ったんだそう。


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    ↑八丁坂分岐付近。

    石や岩がある勾配のある場所を登っていくので、登山靴で。


    夫「乗越浄土は開けている場所だから、スープとか飲んで休憩してる人がたくさんいたよ!」 20231020020859

    わが家もスタンレー(水筒)に熱湯を入れて持って行って、休憩でコーヒーかコーンスープを飲む予定だったんですが.....家に置き忘れてきました。泣
    (ちなみに帰宅した翌日の夕方でも水筒の中のお湯はまだ暖かい状態でした。スタンレーすごい。)



    夫が撮影してきた他の写真がこちら↓ 20231020020904 20231020020910 20231020020853


    ↓中央に小さく見える赤っぽい屋根の建物が千畳敷ホテル

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    夫が千畳敷駅カフェに到着したのは、私と息子がゴールして、売店でお土産を見始めた数分後だったので、駅を出てから戻ってくるまで1時間半くらいだったと思います。



    下山時の事

    帰りのロープウェイが混雑する前に、来た時と逆に下山。

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    途中のしらび平駅では、登りのロープウェイが2時間待ち。あちらこちらで座り込んでいる人がいました。

    帰りのバスは15分くらい待ちだったので、その間に売店でわさびコロッケを買って食べました。
    これが息子も美味しく食べられるくらいの程よいわさびで美味しかったです。


    服装

    次はとても大事な服装選びの事。

    菅の台バスセンターでもすでに標高が850mあります。


    夜明け前から行く場合は、10月上旬とはいえ、日が昇るまではとてもとても冷えるので、防寒対策はしっかりと!

    わが家は今後ハイキングをしたいけれど、登山用の服がほぼ無くて不十分だったので、お財布と相談しつつ、インナーと必要最小限は買いました。


    準備をしっかりしたんです!!!が!!

    この日は10月なのに異例の暑さを記録した日。
    全国各地で10月の「観測史上最高気温」とニュースになっていました。

    日中は長袖Tシャツ1枚でも良いくらいの気候に...!


    なので、10月上旬の服装としてあまり参考にはならないかと思いますが、一応準備した服を記録します。


    実際に着て(持って)行った服

    ☆と★が今回購入したもの。
    ☆はモンベル、★はコロンビアのアウトレット商品を購入しました。

    周りからとても寒がりだと言われる私の服装は、

    トップス/私
    • アンダーウェア(ジオライン)☆
    • Tシャツ(ウィックロン)☆
    • 薄手のセーター
    • 薄手のダウンベスト(ユニクロ
    • フリース
    • マウンテンジャケット★
    • ネックウォーマー 必須
    ボトムス/私
    • ユニクロヒートテックのももひき
    • アウトドアのロングパンツ(撥水か防水)
    • レッグウォーマー(念のため)
    • 足元は一応軽登山用靴

    夫は上記から、薄手のセーターとダウンベストとレッグウォーマーなし。履きなれた登山靴。


    成長著しい息子の服装は、

    トップス/息子
    • アディダスの半袖Tシャツ(速乾っぽい)
    • 長袖Tシャツ(ウィックロン)☆
    • 薄手のニット
    • フリース
    • レインジャケット(ワークマン)

    ボトムス/息子
    • タイツ
    • ユニクロの秋冬用のストレッチパンツ
    • 登山用の厚手の靴下☆
    • 普段履いている運動靴

    息子は基本的にあるもので準備。
    普段使いも出来る薄手のウィックロンの長袖と、足首の怪我防止用に登山用の靴下だけ買い足しました。


    アディダスのTシャツはしまむらで購入し普段から良く着ていたもの。
    夏場でも汗でベタベタにならず、息子の大のお気に入りです。



    今回買い足した物のコト

    出来ればワークマンでそろえたかったけれど、22年の秋冬商品の発売前だったからか商品が全然無い。

    モンベルは何度も行っていますが、ジオラインもウィックロンも初めて購入。


    汗をかいてもすぐ乾くので、べたつかず汗冷えもしなくて、快適

    対照的に、ロングパンツの下に履いたヒートテックは汗をかくと乾きにくく、濡れたまま。でもこれしか持っていなかったので、仕方なく。

    次に買い替えたいものの候補です。


    当日の様子

    全部着こみましたが、バスを待つ列に並んでいる時は寒く、ホッカイロ(屋外用)も使用しました。
    さすがに夫も寒かったみたいで、もう1枚持ってくれば良かったと言っていました。

    山に上がってからは日が昇っていた事もあり、歩き始めて数分でダウンベストとフリースはリュックの中へ。

    夫はアンダウェアーと半袖のウィックロンの2枚だけでした。

    ヒートテックもどんどん暑くなってきて脱ぎたかったけど、車に戻るまでは脱げず。

    痒くてしかたなかったので、タイツ+ハーフパンツ+レッグウォーマーの方が温度調整しやすそうだなと思いました。



    最後に

    ロープウェイがあるとはいえ、中央アルプスは遠い地。

    いつかいつかと思って先延ばしにしていましたが、今回思い切って行ってみて良かったです。

    息子がもう少し大きくなり、私たちも経験値を積んだら、今度は登山にも挑戦したいです。


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