▽前回(シエンタを買い替えることになったきっかけ)の記事からの続きです。
①新型シエンタを注文しました!購入を決めたいきさつ
②シエンタ比較|7人 or 5人乗り?ハイブリッド or ガソリン? ←今ココ
③シエンタ比較|エントリーモデルのX と 標準のG の比較
④シエンタ比較|グレード上位のZ or 標準のG
⑤シエンタ比較|グレード、色決定し注文!
まずは、シエンタの金額を把握する為に、貰ったカタログをもとにグレード等を決めていきます。
グレードによって固定の仕様や選べないオプションや仕様があったりする事に加えて、今は部品不足でつけるオプションによって納期が数か月~年単位変わるそうで、結構頭を悩ませました。
まず決める3つのこと
まず大まかに選ぶことが、グレード、何人乗りか、動力源の3つ。
グレード:Z(最上位)、G(標準)、X(エントリー)の3種類から選択。
動力源:ガソリン、ハイブリッド(ガソリンエンジン+電気モーター)から選択。
乗車定員」7人乗り(3列シート)、5人乗り(2列シート)から選択。
グレード、仕様別の車両本体価格一覧は下記の通り。
車両本体価格一覧(税込)
駆動
方式動力源 乗車
人数Zグレード Gグレード Xグレード 2WD HYBRID 7人 2,910,000円 2,690,000円 2,420,000円 5人 2,870,000円 2,650,000円 2,380,000円 ガソリン 7人 2,560,000円 2,340,000円 1,990,000円 5人 2,520,000円 2,300,000円 1,950,000円 E-Four HYBRID 7人 3,108,000円 2,888,000円 2,618,000円 5人 3,068,000円 2,848,000円 2,578,000円
1番人気は、ディーラーの営業さんみなさん同じ回答で、『HYBRID Z 7人乗り』でした。
営業さん曰く、普段は5人乗りで十分だけど、40,000円の差で7人乗りを選べるなら、リセールも考えて7人乗りを選ぼうかなというお客さんが多いそうです。
ただ、TOYOTAのHPの人気ランキングは『HYBRID Z 5人乗り』が1位になっていたので、地域差もあるかもしれません。
駆動方式
グレード選びは時間がかかったので、まず決めやすいところから順に。
私の周り(地域)はほぼ2WDを選ぶ方ばかりですが、一応記載。
2WDとE-Four(電気式4WDシステム)の価格差は198,000円。
居住地は年に1回雪が降るか降らないかの地域で、雪が降ったら通勤はバスなので、2WDを選択。
ただ、冬に長野などへ行きたいので、スタッドレスタイヤは買う予定。(親戚が長野県市街地在住)
もし2WD車では登っていけないような場所へ行く場合は4WDのレンタカーなども選択肢に入れています。
乗車定員 7人乗りor5人乗り
次に乗車定員数。7人乗りと5人乗りとの価格差はどのグレードも40,000円。
7人乗りと5人乗りは乗車可能人数以外に、シートアレンジや荷室容量も異なります。
荷室長差
7人乗り(3列シート車)は2列目の席を前にスライドすることが出来るため、荷室長が最長990mmに。
(↑この状態、3列目の座席が2列目の下に入っているんです。すごい事考えて実現しますよね。)
5人乗り(2列シート車)は2列目の席はスライドしない(出来ない)ため、荷室長は840mm。
フルフラットにした際の差
あとは2列目をフラットにした時の荷室長と段差の有無が異なります。
3列シート車/7人乗り
2列シート車/5人乗り
フロントシートフルフラット時の差
1列目のヘッドレストを外して倒した、フロントシートフルフラット時↓
3列シート車/7人乗り
わが家は5人乗りを選択
- 3人家族(※)であと3人(計6人)以上乗せることはない。
- 時々車中休憩泊でも使いたい
ので、フルフラット時の荷室長を重視して、5人乗りにしました。
(※)(ライフプランでは子2人の4人家族の予定だったけど、おそらくこのまま3人家族です。)
ハイブリッド or ガソリン
ハイブリッドとガソリン車の車両価格差は?
駆動
方式動力源 乗車
人数Zグレード Gグレード Xグレード 2WD HYBRID 7人 2,910,000円 2,690,000円 2,420,000円 5人 2,870,000円 2,650,000円 2,380,000円 ガソリン 7人 2,560,000円 2,340,000円 1,990,000円 5人 2,520,000円 2,300,000円 1,950,000円
Z&Gグレード:価格差は350,000円
Xグレード:430,000円
Xグレードは価格差430,000円とZ&Gにくらべて80,000円差大きいです。
ガソリンのGにだけついていない装備に、オートエアコン、スマートエントリー(有料OP35,200円)があるので、そのあたりの価格差かなと思います。
(ハイブリッドZだけレーダークルーズコントロールの停止保持機能が標準装備でも、Z・Gグレードともに価格差は350,000円なので一概にこれがついているから~とは言えないかもしれませんが)
という訳ハイブリッド車とガソリン車の車両価格差は350,000円差として比較。
購入時の価格差分の元が取れるかどうか?が気になるところ
税金の差
※1 23年3月または4月までの取得等条件あり。22.11.23時点では延長されるかの発表はまだなし。
※2 (自動車税)環境性能割は自動車取得税が廃止された代わりに導入された税金。
詳しくはTOYOTAのHP ☆「エコカー減税・グリーン化特例・環境性能割とは」
※3 シエンタガソリン車は2%の区分と見かけたのですが、ディーラーに出してもらった商談メモに記載の金額だとどうしても計算が合わず...。かと言っていまさら聞くのもあれだし...。
購入するグレードや仕様によって異なるので、自動車重量税(購入時)の36,900円と合わせてざっくり90,000円として計算しました。
※4 車検時の税金はどうなるか分からないので、購入時だけの金額で比較することにします。
次にガソリン代の比較
260,000円分をガソリン費で元が取れるのかどうか計算。
燃費は、カタログ値で比較します。
10,000km走行時のガソリン価格比較
燃料消費率
(WLTCモード)150円/L 160円/L 170円/L ハイブリッド
2WD 5人乗りZ/G28.4km/L 52,817円 56,338円 59,859円 ガソリン
2WD 5人乗りZ/G/X18.4km/L 81,521円 86,956円 92,391円 差額 28,704円 30,618円 32,532円
260,000円のおおよその損益分岐点
150円/Lの場合、約90,600km
160円/Lの場合、約85,000km
170円/Lの場合、約80,000km
の走行で、購入時の価格差260,000円と、とんとんくらいになります。
維持費の比較
ガソリン車とハイブリッド車で維持費(部品代等)の差があるのか?も気になるところ。
私の身内がホンダのハイブリッド車に乗っているのですが、点検や車検代がガソリン車よりも高いということはないけれど、ハイブリッド車はバッテリーを2個搭載していて↓
①モーター部分を駆動させる、駆動用(高電圧)バッテリー
②ナビやライトなどの電装品に使う、補機用(12V)バッテリー
このうち、①の駆動用バッテリー交換費用が高額で、工賃込みで20~30万円くらいと案内されたそう。
②はガソリン車でも使っているバッテリー。バッテリーによるけれど、約3、4年ごとに~5万円弱くらいで交換。
駆動用バッテリーの寿命は乗り方によるので一概には言えないけれど、調べてみたら10年、15万キロくらいが目安だそう。
ただ8万キロくらいで交換した口コミもあるし、12年15万キロ以上走って交換せず乗り換えという口コミもあるので、あくまでも目安ですね。
ちなみにトヨタの駆動用バッテリーの保証は新車を登録した日から5年間以内かつ、走行距離が100,000kmまでです。
わが家はハイブリッドを選択
私「170円/Lの場合でも単純損益分岐点は約80,000km。
車両本体価格が高い分、思ったよりも燃費によるメリットは少ないね。」
夫「うーん。でも今後のガソリン価格も分からないし、税制面での優遇もあるからハイブリッド車で良いと思うよ。」
という訳で、ハイブリッド車を選択しました。
バッテリーは次の車へ乗り換えるまで、交換せずに乗れるのがベストですが、仮に10年の時点で駆動用バッテリーの寿命を迎えたとして、その他部品と合わせて交換するのなら、その時の税額にもよるけれど13年以上乗りたいなと思っています。
走行税??
シエンタ発注後に、「走行距離税」がまた話題に上がりました。
仮に導入された場合は、この燃費比較は意味をなさなくなります。
そもそも、道路やトンネルの補修にお金がかかるなら、道路特定財源の一般財源化をやめればいいのに。そもそもまずは無駄遣いやめればいいのに。
どうなるんでしょう。
長くなったので、グレード比較は次回に続きます。
最後までご覧いただきありがとうございます!
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