家計を整えるために、支出のチェックをしていた時に思ったこと。
家計を整える|初心者が家計を整えたいと思ってまず始めた4STEP

毎月の家賃、光熱費、食費以外にかかる、イベント費などの支出が、月によってバラツキがあって分かりづらい。
そこで、「特別費」を作り、これらの支出は一年単位で管理することにしました。
ただ、物を購入した後で、特別費としてあれもこれも計上(支出)してしまうとお金は貯まらないので、
あらかじめ今年の支出を項目ごとに予測し、予算を振り分けます。
国や会社でいうところの「今年度予算案」のようなものです。
わが家の特別費の分け方
わが家の特別費は、優先順位で以下のように分けて管理しています。
①特別費:税金や車検、保険などの生きていく上で必要なお金
②イベント費:お祝いやイベント費やなどの誰かのために使うお金
③その他:被服費や庭造り、キャンプ用品など
優先順位の考え方は各ご家庭によって違い、特に保険はそもそも不要という考えの方もいると思いますが、わが家は上記の順番で予算を振り分けています。
①特別費

税金や契約した保険など必ず払う支出をここへ。(払い忘れると督促がくるようなもの)
基本的にクレジットカード払いにしてポイントを貯めているので、払い忘れることがないようにするためにも一覧にしています。
Googleのスプレッドシートで作成して印刷して紙でチェックしています。
固定資産税、車の税金、ふるさと納税、車の保険、医療保険、学資保険、NHKなど。
(固定資産税は少し多めに積み立てて火災保険などの支払いに回しています)
②イベント費

家族や親族のお誕生日やお祝い事などの項目はこちらへ。
一般的には
町内会費、入学/卒業祝い、還暦祝い、母/ 父の日、年賀状、お年玉、お年賀、帰省、クリスマス、GWやお盆休みなど。
わが家は、GWやお盆休みなどの長期休みは、遠出の予定がなければ基本的に特別費を設けず、貯まったポイントや優待で外食したり、毎月の食費や外食費の中でやりくりするようにしています。
③その他
買わなくても生きてはいけるけれど、欲しいものはこちらへ。
貯蓄やボーナス額などと相談しながら、振り分けています。
それぞれ項目ごとに予算の上限を設けて、買い物をしたら一覧表へメモするようにしています。

被服費
手持ちの服をみて買い足し、買い換えるようにしています。
服は家計から出して、アクセサリーなどはお小遣いからとしています。
DIY/庭造り費
わが家は建売一軒家。
自分たちで手を加えて住みやすいわが家にすることを前提として建売住宅を選びました。
家の中のに棚をつけたりするDIY費をここから出しています。
庭は一切手付かずの状態で、オープン外構なのでDIYで少しずつ庭造りをしています。
花壇を作り、ウッドフェンスなどを作る予定。
業者さんへ頼むより安くはなりますが、土・レンガなどの資材費が高いので予算を決めて少しずつ進めています。
雑貨などなくてもいいものはお小遣いから出しています。
キャンプ用品
キャンプはお金も結構かかるので始めるまで悩みましたが、キャンプグッズは災害時に使えて、キャンプで得た経験も役立つので今では始めて良かったと思っています。
その他
寝具やタオル、調理器具なども積み立ててから買い替えるようにしました。
去年は10年ぶりに羽毛布団を買い換えました。今年は鍋などを買い換える予定です。
車のメンテナンス費用(オイル交換やスタッドレスタイヤなど)のうち、車費の積立で不足する分もこちらから。
特別費の貯め方について
お給料が入ったら特別費用支払い用の口座へうつして積み立てています。
積立し始めたころ
家計の見直しと特別費の積立を始めた2014年は、まずは、夫のボーナスと私のお給料から準備しました。
夫の前職のボーナスは数万円だった事もあるので、家計の見直しの第1目標として、基本の生活費はボーナスに頼らないよう家計を目指しました。
家計管理が出来るようになってきてから
固定費の削減などが出来てからは、①の特別費を月割りした金額の一部を夫のお給料からも積み立てるようにし、その割合を徐々に増やしていきました。
①の特別費の一部、②のイベント費と③のその他の項目は私のお給料から積み立てることに。
現在
夫は転職し、ボーナスが増え安定して頂けるようになったので、①の一部と②、③を夫のボーナスから支払い、残りは住宅ローンの繰り上げ返済費に。
私のお給料は貯蓄や投資に充てています。
特別費の支出の扱い
特別費は貯金ではなく、基本的に出ていったお金として特別費(支払い用)の口座によけていますが、例外として学資保険など貯蓄性の保険は貯蓄として年間の貯蓄額に加えています。
番外:家電の買い替え費用について
家電の買い替えは毎年あるとは限らないので、特別費としてではなく「家電の買い替え」として私のお給料から不定期で貯金しています。
わが家は夫も結構家事をしてくれますが、家事の時間や負担が減るなら家電に頼ろう。
低予算でアウトソーシング出来るところはしていこう。という考えなので、しっかり予算取りをしています。
ただ、家電の数が増えて、手入れの手間や場所を取ったりしては本末転倒。
むやみに数は増やさず出来れば減らしていきたいと思っています。
そして、予算をしっかりとってはいますが、なるべく安く買うためにそろそろ買い替えかなと思ってからリサーチを始めて、モデルチェンジの時期に型落ち品を買ったり、セールを利用して通常価格より安く買うようにしています。
最後に
特別費を書き出してみると(学資などの貯蓄含め)100万円近くと高額になります。
月々の支払いでは数千円だった項目も年間を通してみると数万円になり、使い過ぎかもしれない。とそれぞれの項目を見直すきっかけになります。
わが家では必ず払うお金とお楽しみ費を分けて、あらかじめ予測して予算を立てることで、予定外の出費を防げるようになりました。
項目ごとに分けて数字に表すことで、節約できるところとお金をかけたいところを比べることも出来ます。
よかったら試してみてください。